オーガニックハーブボール・ナチュラルコスメに特化した業務用サロン商材の卸売専門店「ナチュラルハーモニー」の代表の宮田です。
タイで施術するハーブボールはぺっちゃんこ!!
ハーブボールはタイの伝統医療のひとつで、現地の本格的な施設ではドライハーブではなく
生ハーブを布でくるみ、蒸したものをお灸のように使って、身体のSEN(エネルギーライン)に
熱を伝える温熱医療として行われています。
しかも、医療の場合は、患者さんの症状にあわせて医師が包むハーブを選んでくれるそうです。
これは先日、バンコクのハーブボールのメーカーさんに教えてもらった情報です。
<生ハーブボールの特徴>
・ドライハーブボールより効果も高く、香りもよく、ハーブを乾かす手間もいらない。
・蒸すと、ドライハーブのように丸い形ではなく、水分が多く含まれるのでぺちゃんこな形になる。
・転がすのではなく、身体に置いてお灸のように施術をする
・施術は耐え難いほど熱い(治療だからこそガマンできるが、心地よさは全くない)
わたしは生ハーブボールなるものがあったとは、これまで全然知りませんでした(^^ゞ
体験してみたいけれど、かなり勇気が要りますね。
そもそもハーブボールは昔、タイのどの家でも庭やうら山ですぐ手に入るハーブを布に包んで使う家庭内療法だったそうですが
現代では(特に都会では)伝統的に使用されてきたハーブがなかなか手に入らないものになってしまいました。
そこで・・・
2000年ごろから、乾燥させたハーブを包むようにしたことにより、時代にあったハーブボールの活用の提案が始まりました。
<ドライのハーブボールの特徴>
・ハーブの効果を閉じ込めつつ、長期の保存ができる
・タイだけでなく、世界中にハーブの恩恵を届けれる
・蒸す時のハーブボールの温度のコントロールが出来るようになった。
・温熱効果をもたらし、かつ施術を受ける人が心地よい施術が出来るようになった。
写真は、2018年7月3日に弊社で開催した「プロフェッショナルのためのハーブボール講座 ~バンコクでの本格的な学びを名古屋で~」の様子です。
理論と実技講座を通してハーブボールの素晴らしさ、奥深さを礒野先生から教えていただきました。
熱のコントロールと思いやり
ハーブボールの施術の時は、蒸し器でボールを2個温めます。
身体に当てるのは1個ずつなので、冷めてきたら蒸し器に入っているもう一つと交換し
クライアントにはいつも温かいハーブボールで施術ができるように進めます。
スチーム直後の熱いハーブボールはポン!ポン!と短くリズミカルに♫♦*゚¨゚゚・*:..。
その後は少しずつ移動させながらじっくり押し当ててゆきます。
ハーブボールの基本テクニックには
1.スタンププレス(身体に垂直にポンポンとリズミカルにあてる)
2.スイングプレス(揺らしながら直線的に施術する方法で最もよく使う)
3.ローテーションプレス(円を描くようにあてる)
4.サイドローリングプレス(側面で転がしながらあてる)
などがありますが、これらの型に当てはめて几帳面な施術をすることより
その時その時のボールの温度とクライアントの熱の感じ方などを考慮しながら
温かさと思いやりを伝えるところにその醍醐味があります!!
ボディーのオイルトリートメント、タイ古式マッサージ、リフレクソロジーと
温熱療法でもあるハーブボールの施術の相性は抜群です。
サロンへの導入にご興味のある方はお気軽にお声がけください。
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